一
西蔵寺の歴史
西山浄土宗 延命山西蔵寺の歴史は古く、1030年以上も前にさかのぼります。
開基は、寬和2年11月（986年）、常蓮和尚澤了。比叡山功徳院の御一代である惠心僧都が、吉祥院天女堂（現在の吉祥院天満宮・天女社と推察）において、法擧八講大法營修を勤めた際、澤了比丘に自刻の本尊を一体与えたと伝えられています。
その後、澤了は信者とともに寺を建立し、本尊を奉安・開基しました。
西蔵寺についてabout
二
歴史ある西山浄土宗の末寺
西蔵寺が西山浄土宗の末寺になったと推測されるのは、貞享3年（1686年）頃です。以後、300年以上にわたり、西山浄土宗の末寺として檀信徒さまをはじめ、多くの方にお参りいただいております。
なお、当山は観光寺院ではないため、拝観料はいただいておりません。
どなたでもお気軽に、お手を合わせにお越しください。
※ 法要中はご遠慮いただく場合がございます。本尊・地蔵尊の拝観をご希望の方は、事前にご連絡いただきますと確実です。
三
西山浄土宗と浄土宗の違い
西山（せいざん）浄土宗と浄土宗は、ともに同じ門下（法然門下）ではありますが、宗祖の弟子が異なるため、それぞれの宗派が異なります。
西山浄土宗の宗祖は、法然（源空）上人。流祖（派祖）は、西山（證空）上人（法然上人の弟子）です。一方、浄土宗の派祖は、弁長上人（法然上人の弟子）です。
なお、西山浄土宗の総本山は光明寺であり、浄土宗の総本山は知恩院です。
寺院概要
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寺名
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住所
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総本山
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電話番号
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住職
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開門時間
（受付時間）
住職
- 田中 宏祐（たなか こうゆう）
- メッセージ
私のモットーは「『聖人君子』でないからこそ『きれいごと』を言葉にする」です。古くから言霊という言葉があるように、言葉には不思議な力があると信じています。
たくさんの『きれいごと』を口に出すことで、ときに自戒しながら『きれいごと』を体現できるよう努めてまいります。
